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2016年06月04日

あきらめない心

毎日毎日、ネットニュースをチェックし続けた6日間。

大和くん、無事で本当に感激しました。

同世代の息子に、もし山の中で一人になったらどうする?どこに向かう?夜になったら?喉乾いたら?いろいろ話し合いながらシミュレーションする日々でした。

7歳にもなれば、中途半端な嘘や騙しはすぐに見抜いてしまうし、ある程度は本気で、かなり心を鬼にしないと効き目が無い場合が多いです。お父さんだって本人を信じて、効き目のある度量が「500メートル」であり、「5分」だったのではないでしょうか。

父親を疑う声もありました。しかしはじめの山菜採りの偽り、インタビューの様子から感じられるように、お父さんは嘘をつき慣れていない、正直で真面目な人なんだと思います。降ろされて呆然と立ち尽くすそ子供を見ながら立ち去るというのも信用と心配の葛藤の中での事だと思いますし、2度目に本当に置いて行かれたと思ったのか、さらに反抗しようと思ったのか、逆方向に日が暮れても歩き続けるその意思はまっすぐで、普通の子供ならすぐに怖くなり引き返すか、泣いてうずくまりそこまででしょう。クマも出るような森の中歩き続け、暗闇の中、得体の知れない建物の扉を開け中に入るなんて、大人でも簡単に出来る事ではないと思います。
そもそも、子育てに消極的な親に育てられた子供が、 暗闇と恐怖の中で、6日間も堪え忍ぶことは出来ないと思います。

捜査関係者をはじめ、世の中のほとんどの人が、
雨も降り、凍えるような北海道の森の中での行方不明に、時が過ぎるほど希望は薄れ、最悪の結果を予想し、マイナスの発想でしか捜査を続けられなかったのでしょう。
6日間経っても生きているなら何処に居るだろうか?本人をを信じて探し続ける気持ちが一番大切だったのではないでしょうか。

決して諦めず、希望を捨てなかったのが大和くん本人だった事。本当に、本当に感激しました。



Posted by NATURE DESIGN 木々 at 07:55│Comments(0)
 
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