2015年06月17日
可能性

サービスエリアで見かけた壁面緑化。
素材や質感、色使いがなかなかよいです。
この同パターンが連続して配置してあったのですが、日当たりや灌水の違いで成長や繁り方に大きく差がありました。
写真のものは、どちらかというと成長の良くないもの。
しかしこれが一番自然でバランスが取れていました。
壁面緑化を自然界の垂直岩盤などに例えると、成長が悪い方が自然です。
保水力、保肥力の乏しい垂直面に生える植物は、高さの成長より、しっかり根を張り、低く広がり必要最低限のエネルギーで必死に生きています。
垂直面に強いものが優勢になるのが自然の流れなので、厳しい環境を人工的に再現するならば、ある程度自然に委ねられるように植物を選択すれば、世話する側も無理せず付き合ってゆけると思います。

画面いっぱいに広げれば、待ち受け画面に良いですね。

群馬県のこども園の園庭工事。
不安定な気象が続いていますが、日中なんとか雨は降らず今日までは順調に進んでいます。