燻煙
風のない大阪の夜、稲刈りを終えた田んぼで稲藁を焼いた煙の残り香が漂い心地よい。 というか懐かしい。
思えば静岡では田んぼを焼いているところをあまり見ません。
だから懐かしく感じたのかもしれません。
植栽土壌である以上、分解しにくい稲藁を翌年春まで放置して鋤き込んでも、未熟な有機物は成長に有害なガスを発生させます。
焼いて炭化させれば腐植酸が生成され、分解しやすく、腐植質に富んだ肥沃な土壌になるはずです。
地域によって野焼き問題などあるのかと思いますが、秋はやっぱり煙の匂いが郷愁を誘います。
香ばしい煙の匂いは食欲もそそりますしね!
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